マリア・モンテッソーリが医学博士として子どもを観察する中で発見したことを体系化した教育法です。 子どもが持っている力(敏感期)に信頼し、ひとりひとりの自主的活動の時間を充分に持つことが特徴です。
子どもが自分から取り組むもの、子どものすこやかな発達をうながすもの、それが“あそび”です。
本来“あそび”とは、大人のお仕着せによるのではなく、子どもの側からうまれてくる自由なものです。
カトリック幼稚園では、あそびを子どもの可能性をのばすものととらえ、あそびを通して、
自主性のある子ども、社会性のある子ども、創造性の豊かな子どもを育てたいと思っています。
あそびを生活の中心とした園の環境が、子どもたちを心身共に成長させます。
「どうして?」「あっ わかった!」「できたよ!!」子どものそんな気持ち、しっかり受けとめたい・・
「字が書ける」「運動ができる」……「できる」ことは大切ですが「できる」という結果だけに
価値を見出していませんか? 子どもはみんないろいろな可能性と自由にのびる能力を持っています。
カトリック幼稚園では子どもが自分でのびようとする力を大切に、一人ひとりのペースに合わせ
子どもに寄り添った教育をしています。
縦割りクラスとは3歳、4歳、5歳児の混合クラスの事です。(満3歳児のみ単独クラスです。)
教師が子ども一人ひとりの発達段階を知り、その時期に応じた適切な指導が出来ます。
家庭的な雰囲気を大切にし、各年齢の子ども達をバランスよく配置することにより、
◆年齢を問わずたくさんのお友だちが出来る。
◆自分より何でも出来る強い人、弱い人がいる自然社会を体験できる。
◆年上の子どもの活動を見て憧れの気持ちを持つ。
◆子ども同士で学びあうことが出来る。
◆やさしさやいたわりの気持ちが育つ。
これらのことを日常的に、ごく自然に体験し、学ぶことが出来るのです。
クラス単位の縦割り活動とは別に、週2回年齢別の横割り活動の時間も設けています。
この活動は同年齢同士の興味や関心から起こる活動を発展させ、
各年齢の発達段階に即した成長の充実を図ることを目的としています。
特に年長児は、就学を見据えて「文字・数あそび」や、体育を意識した
「てつぼう」「とびばこ」「なわとび」等に取り組みます。